「どうもみのもんやです。今回お送りするのは小池さん殺人未遂事件です。果たしてドラえもん達は犯人を見つけることは出来るのでしょうか?」
 
名探偵ドド〜ラ
            小池さん殺人未遂事件
 
ズズズズズ・・・・・・・
一人の眼鏡を掛けた青年が一人でラーメンを食べている。
この青年こそが小池さん、その人なのだ。
彼は美人で料理上手な妻を持っているがラーメンが大好きで妻の料理は食べた事が無いのだ。(パーマンの小池さんの設定)
そして事件は小池さんの家の窓から始まる・・・・・・・
 
三人程の中学生がぶつくさ言いながら歩いている。
彼らは帽子を被り、泥で汚れた白いユニフォームを着ていて何やら細長い袋を持っている。
どうやらその中学生は野球の試合をやった後らしい。
しかも負けたらしくふてくされた顔をしている。
そして中学生は小池さんの家の窓を覗くと怒って家へと走り去った。
 
そしてその後、一人のホームレスが現れた。
そのホームレスは小池さんの所へ恵んでくだされと頼んだが、小池さんは何もあげなかった。
小池さんはラーメンを食べまくっている。
 
最後にジャイアンとスネ夫が通った。
ジャイアンとスネ夫はラーメンの臭いをかいで腹減ったな〜と言いながらその場を通り過ぎた。
 
たったこれだけではただの日常の光景でしかなかった。
しかし、これが恐怖の事件になるとは誰も知らなかった。
 
ある日の事、ジャイアンとスネ夫がいつも通り小池さんの家の前を通った。
「あれ?いつもの臭いがしないな。」
ジャイアンはある事に気がついた。
それはいつもは流れ出てるラーメンの臭いがしないのだ。
おかしいと思ったジャイアンはスネ夫にある物を持ってこさせた。
「脚立なんて持ってきて何する気?」
スネ夫が聞いた。
ジャイアンは黙ってろと言って脚立で塀を越えた。
スネ夫も急いで塀を越える。
それを一人の中学生がニヤニヤ笑いながら見ていた。
そして一人のホームレスもクスクス笑いながらその状況を眺めていた。
その頃、塀を乗り越えた二人はそんな事に気づきもしなかった。
しかしカーテンが閉まっていて中が見えない。
ジャイアンは何処か開いている所が無いか探してみた。
するとガラスが割れている場所がある。
ジャイアンは外から脚立を持ってきて、そこから覗こうとした。
バリン!
ガラスが割れ、ジャイアンは家の中に入ってしまった。
ガラスの破片があたりに飛んで、スネ夫が近づこうとしても近づけなかった。
ジャイアンは家の中に入るとまず自分が怪我していないか調べた。
どうやらガラスが少し掠っただけですんだ様だ。
しかしジャイアンは恐るべき光景を見てしまった。
小池さんがラーメンの前で倒れているのである。
ジャイアンはスネ夫を急いで呼んだ。
そしてスネ夫が入ると・・・・・・・
ピンポーン
インターホンの音が聞こえた。
ジャイアン達が出るとそこには中学生がいた。
「あれ?ここの家の人は?」
中学生は家の中の光景を目にした。
すると中学生は警察と消防署に電話をした。
始めに警察が着いた。
「もっもしかして君が言ってた怪しい人ってこの少年かい?」
「はい。」
中学生は大真面目に答えた。
「へ?」
「ちょっと署に来てもらおうか。」
警察がジャイアンの腕を引っ張る。
「なっ何で〜!?」
ジャイアンは警察署へとパトカーで連れて行かれた。
スネ夫は急いでドラえもんを呼んだ。
「ジャイアンが連れ去られたぁ〜!」
ドラえもんとのび太は驚いた。
スネ夫が説明すると、ドラえもんは調べ始めた。
のび太が睡眠薬のビンを見た。
警察はそのビンにはジャイアンの指紋しか無いと言った。
「どうやらこのビンが凶器らしい。んっ待てよ!」
のび太がラーメンを見て、少し食べた。
フラン、フラン。
のび太が少し眠くなってきた。
スネ夫が起こした。
「どうしたんだよ!」
「分かった。」
のび太が驚いた声で言った。
「犯人が使ったトリックが!それが出来るのは・・・・」
のび太は小池さんの家のドアから走り出した。
近くにバットが落ちている。
「(そういえば家の中にボールがあったな・・・・・)」
のび太が思った。
どうやらそのバットは中学生の物らしい。
「そうか!犯人も分かったぞ!」
のび太が警察署に向けて走り出した。
 
警察署
「ん?誰だね君。」
「小池さんを殺そうとした犯人が分かったんですよ!」
「は?」
警察署の中にいる警察官はふざけているのかと思った。
のび太は署の中にある取調室に入った。
ジャイアンが泣きながら警察官を説得していた。
その近くには中学生がいた。
「すいません。ジャイアンが犯人ではありません。真犯人は、中学生です!」
のび太が叫んだ。
中学生はドキッとした。
怪しい。
「何故なら、この犯行はあなたしかできないのですから!」
のび太は絶好調だった。
「まず、バットで小池さんの家の窓を割る。ジャイアン、小池さんの家の窓には穴があったんだよね?」
ジャイアンが頷いた。
のび太の眼鏡が日光でキラリと光る。
「まず、バットでボールを小池さんの窓へと打つ。そうすると穴が空くわけです。ジャイアンだと力が中学生と違って力が弱いから誰にも目撃されない死角から正確に打つ事は無理ですし、他の人は野球を習っていないからコントロールもバットの振り方も駄目なのです。」
のび太が自信ありげな声で言った。
中学生の汗がだんだん酷くなる。
「そして中にいる小池さんが怒ります。中学生は中に入り、謝ります。そして中学生はラーメンを差し出し、グローブをはめた手で睡眠薬をラベルを見せずの通常以上に入れます。『これはラーメンが美味しくなる薬だよ。』と言いながらね。」
中学生は窓を足で割り逃げようとした。
「あっ待て!」
警察が追い駆ける。
直に捕まるだろう。
後で小池さんの病院に行ったが、何とか助かったらしい。
夕日がだんだん沈んでいく間に5つの影が長細く誇らしげに歩いていた。
 
 
 
後書き
みのもんや「実はこのトリック、某ホームページで書いたトリックと同じです。」
スタッフ2「おいおい、マジかよ。それよりもスタッフは?」
みのもんや「あいつんち金持ちだから一ヶ月間世界旅行だってよ。」
スタッフ2「くそぉ〜!」

次へ

前へ

戻る