第10話〜親友〜
タイトル 洗脳 第十話『親友』
内容
のび太は基地から奪い取った銃を発射した。
「くっ」
ギラーミンは何とか避けた。
「貴様!裏切ったな。どうなるか分かっているだろうな・・・」
ギラーミンが持っている銃の銃口が火を噴いた。
バン!
のび太も銃を撃って応戦した。
「(確かギラーミンの銃の弾は六発、さっき使ったので一発だから残り五発か。)」
ギラーミンは二回目の弾も避けた。
バン!
今度はギラーミンが銃を撃った。
「(残り四発・・・)」
のび太は石を盾にした。
バン!
のび太は三発目を撃った。
ギラーミンの左肩を弾が掠った。
ポタリ・・・
「くそ野郎が!」
バン!バン!バン!バン!
ギラーミンは切れて四発一気に撃った。
「これを交わせば・・・」
のび太は四発とも交わした。
「今だ!」
のび太がギラーミンに攻撃しようとした。
バン!
「ぐはっ」
のび太の胸を冷たい銃弾が突き抜けた。
「な・・・ん・・で・・・・」
バタリ・・・
のび太は静かな音をたて倒れた。
「残念だったな。この銃は改造してあるのさ。七発にな・・・」
バン!
のび太は最後の力を振り絞って引き金を引いた。
「何!」
ギラーミンはいきなりだったので交わせなかった。
ギラーミンの胸を銃弾が突き抜けた。
「僕は死んでも・・・いい。だがギラーミン、き・・さまだけ・・は僕が倒・・・す。」
のび太はもう喋らなかった。
「(僕は・・死んでいくのか・・・。今まで色んな所を冒険したなあ。恐竜の世界やヒーローになれる星。何でこんな事思い出すんだろう。)」
のび太は心の中で呟いた。
「(ママとパパの顔が浮かんできた。何か言ってる。何だろう?聞けないや。)」
のび太の心には友達やお父さんお母さんの姿がどんどん映っていた。
『のびちゃんや。死んじゃだめじゃよ。私にお前さんの婿姿見せてくれるんじゃなかったのかい?』
優しいおばあちゃんが話しかけてきた。
『のび太、パパはこんな事で生きるのを諦める子供に育てた覚えはないぞ。』
お父さんが叱っている。
『やっぱのび太は根性ないや。生きるのを諦めるなんてさ。』
安雄が馬鹿にしたような声で言った。
『のび太!一度もホームランを打たずに死ぬなんてふざけるんじゃねえ!』
いつも虐められたジャイアンが叫んだ。
『のび太にゲームを貸してもすぐに諦めるんだろうなあ。』
スネ夫が言った。
そして最後に親友が話しかけてきた。
『のび太君。諦めちゃだめだよ。諦めちゃ終わりだよ。諦めなければ何でもできる』
暖かい懐かしい声。
いつも一緒にいた。
丸い顔をしてドラ声のロボット
狸みたいなネコ型ロボット。
喧嘩もしたけど、いつも仲良かった。
「ドラえもん・・・・」
のび太の目から大粒の涙が零れた。
「僕は・・・諦めない!」
のび太は立ち上がった。
胸から血が出ているがその痛みにも我慢した。
その痛みは脂汗がでそうだった。
「まずは・・・・・あいつらを倒す・・」
のび太は苦しそうな顔で歩き出した。
裏山を見渡せば組織の兵士がごろごろいる。
のび太は弾をまんぱんにつめ兵士を撃った。
バン!
「うおっ!」
兵士は倒れていく。
のび太は兵士を倒しまくった。
一度洗脳された組織の人々を倒していく。
「僕は・・・・野比 のび太だ!」
のび太の声が裏山に響いた。
 
「オラあ!」
ジャイアンが拳に力を込め攻撃した。
「うわあああ!」
ドラえもんが吹き飛ばされた。
ドラえもんはステージの外に出た。
下にはマグマが待ち構えている。
「これで俺の勝ちだ!」
 続く

 

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