十二話〜ヤドリ〜
 
「ジキルハイド?」
静香が聞いた。
ジキル博士とハイド氏という小説を知っているだろ。」
セワシが返事を言う。
「その話の様に性格が反対になってしまう薬さ。」
のび太が起き上がった。
「そしてその薬の効力が解けてしまい、元の性格に戻ったわけ。」
ドラミが言う。
「それにしても・・・・」
ドラえもんが呟き始めた。
「一体誰がのび太君に・・・・・」
「そりゃあの組織に決まってるだろ。」
スネ夫が喋り始めた。
ジャイアンが起き上がった。
「あ!」
「貴様ら・・・・殺してやる・・・・」
ジャイアンが拳を握りしまる。
「助けてやったのに!」
のび太が叫ぶ。
「それとこれとは別だ!」
ジャイアンの拳が静香を吹っ飛ばした。
「きゃああああああ!」
「静香ちゃん!」
「おばあじゃなくて静香ちゃん!」
その時だった。
のび太が走り出した。
のび太が静香を助け出した。
しかし、のび太はマグマの中へと落っこちる。
「助けて!ドラえも〜ん!」
のび太が泣き叫ぶ。
「何かないか、何かないか・・・・」
ドラえもんが四次元ポケットをいじりはじめる。」
「え〜い!ウルトラストップウォッチ!」
ドラミが時間を止めた。
ドラミがタケコプターでのび太を助けた。
カチッ
時間が元の様に流れ始めた。
「助かった〜。」
「ちっ!もう一度殺してやる!」
「待て!雑魚。」
どこからか声が聞こえてきた。
「(誰?)」
「もう貴様の負けだ。」
声の持ち主が姿を現した。
それは出木杉だった。
しかし様子が変だ。
「貴様ら、この俺様が操ってやるよ。」
「出木杉!何故お前が・・・・・・・」
出木杉が銃を取り出した。
「言葉に気をつけろ。俺はデキスギ等という下等な名前ではない。ヤドリ様だ!」
「ヤドリ!?」
ヤドリとは人に寄生する生物である。
「(おかしい・・・・。今回の事件の犯人はヤドリなのか?でもヤドリは・・・・・)」
ヒュゥゥゥゥゥ
謎の物体がのび太に近づく。
どうやら謎の物体はヤドリが出したようだ。
「やめろ!」
スネ夫が謎の物体に飛びついた。
ビビビ・・・・
スネ夫がヤドリに土下座をした。
「ちっ雑魚を操ってしまったか。」
出木杉が呟く。
「(ドラえもん、ジャンボガン!)」
のび太がこっそりドラえもんに言った。
「(はい。)」
バン!
銃弾がヤドリに向かう。
「ほう、のび太貴様は友の体を壊す気か。」
「!」
のび太は気がついた。
銃弾が当たっても出木杉の体が傷つくだけだと。
もう撃ってしまった。
どうしれば助かる?
カチッ
時間が止まった。
ウルトラストップウォッチだ。
「意味無いね。」
銃弾は動いている。
壊れた?ありえない。
さっきまで使えたのだ。
「残念、それは壊れているよ。さっきのは俺が使ったのさ。」
ヤドリがウルトラストップウォッチを取り出した。
もうすぐで出木杉の体が傷つく。
バン!
銃弾が吹き飛んだ。
のび太がもう一回撃ち、弾を打ち落としたのだ。
「まあいい、お遊びは終わりだ。」
ヤドリがいきなり謎の物体を投げた。
ヒュゥゥゥゥ
「うわあ!」
ビビビ・・・・
謎の物体がのび太の体についた。
「さて、行こうか。」
続く

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