第十三話〜侵入〜
 
「待て、ヤドリ!」
ドラえもんが猛スピードで走り始めた。
それに続いてセワシ、ドラミ、静香の三人もだ。
まずドラえもんがヤドリに飛び掛った。
ヤドリは不気味に笑い、ドラえもんをよけた。
ドラミはショックガンを撃った。
これなら傷つかない。
「うぜぇんだよ。」
ヤドリが叫び、何かを押した。
時間が止まった。
ウルトラストップウォッチだ。
ヤドリは笑いながら出て行った。
 
しばらく経つと時間が動き始めた。
ドラミが撃ったショックガンの弾は壁にぶつかって消えた。
四人は絶望に陥った。
目の前で助けられるはずなのにのび太を連れ去られたのだ。
スネ夫もだ。
ジャイアンが起き上がった。
「あの野郎・・・・」
ジャイアンの目は鋭い。
当然のごとくジャイアンが飛び掛ってきた。
バン!
ショックガンが撃たれ、ジャイアンは気絶した。
ドラえもんが四次元ポケットに手を入れた。
何を出す気だろうか。
「どうするんだい?」
セワシがドラえもんに聞いた。
四次元ポケットからピンク色のドアが出現した。
どこでもドアだ。
「相手の基地へ!」
どこでもドアが最終決戦の場所へと開かれた。
 
基地  首領の部屋
「復讐の準備は整った。」
首領が呟き始めた。
暗く冷たい部屋で。
「なのに、何故、邪魔する者がはいる!」
パリン!
首領が握り締めていたワイングラスが割れた。
首領の手から血が流れる。
「もうそろそろ始めるか。」
首領が目の前にあったマイクで叫んだ。
『皆の者に知らせる!準備は整った!今すぐアメリカへ行く!しかしその前にこいつらを殺せ!』
各部屋の画面に四人の写真が映し出された。
 
基地   誰かの部屋
「くっくっく、こいつらか。どうやら・・・・」
不気味な笑い声が部屋に響く。
「首領の復讐だけではなくこの俺の復讐も果たせそうだ。」
 
基地  首領の部屋
首領はイスに座り込んだ。
「これでやっと安心できる。」
首領は笑い始めた。
「そして憎むべき人類への復讐がやっとできる!」
首領の声が部屋に響いた。
 
 
      続く

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