第三話
  犠牲者

「ハァ・・ハァ・・」
のび太は逃げていた。謎の敵から・・。
「ゼェ・・ゼェ・・」
ついにのび太の動きが止まった。
「ハァ・・ハァ・・」
「いい加減消えろぉぉ!」
のび太に向けてナイフが伸びてきた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ズギュゥゥゥゥン

「がはっ」
敵は倒れた。
「あ、ありがとう・・ドラえもん・・」
「危なかったね・・のび太君」

今まで二人で逃げてきた。
ドラの武器は超強力麻酔銃。
のび太は爪。

しかし、のび太は戦えない。
いや、
人を傷つけられない。
この調子で今まで生き残って来た。
『残り、178人。』
   ・・・・・・・・・・・
元々300人居たハズだが・・・

「ドラえもん・・」
のび太がゆっくり語りかける。
「何?のび太君・・」
ドラが答える。
「何で・・何でこんな事を・・?」
のび太の声は暗い。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ドラは答えられなかった。


R地点。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「死ね」

ドギュウン

「ド・・ラ・・え・も・・」
ドサ

「スネオ君・・ごめん・・」

メインメンバーで、最初の犠牲者。

「ドラえもん・・」
のび太が木の陰から顔を出した。
「本当に・・殺しちゃったの・・?」
ドラはうつむいたままで呟いた。
「・・・・うん・・・・・」

つづく

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