第3話 走り屋として
ドラえもん「くそ!シフトダウンしてもあまり言う事をきかん!」
スネ吉「俺の友達も自由が利かなくなって負けたんだ!!!」
ドラ「それは改造のミスだ!気づけ馬鹿野郎!(む・・・そうだ!あの手だ。)」
ドラえもんは小物入れからラジコン用のコントローラーを取り出した。
ドラ「周波数を合わせてっと・・・おっしゃあ!いっけえ」
スネ吉「何ィィィィィィィィィィィィ!?んな馬鹿な!」
ドラえもんは電磁波の周波数を計測し、RC用のコントローラーをその電磁波の周波数に合わせてコントロールしていたのであった。
スネ吉「あ!さき越された!」
ドラ「ホイールがあまり溶けてなくてよかったな.よし!正常値に戻ったぞ。いっけえムルシエラルゴよ!!」
スネ吉「むむ、俺の慣性ドリフトを見ろおお!」
一瞬にしてスネ吉はドラえもんの車を離した.スネ吉は徐々に加速し、時速310kmを出していた.
ドラ「むちゃな。次のコーナーで曲がりきれねえぞ.」
スネ吉「ぬおおおおおおおおおおお!なめるなよ!」
ギュオン!ブロロロロロロロロロロロロ!カチ!(シフトアップする音)ブロロロロロロロオオオ!
スネ吉は慣性ドリフトでコーナーを大きく回った。しかし、カウンタックが加速しない。
スネ吉「あ、あれ?ど、どうしたんだ!カウンタックよ!おい!加速しろ!」
ドラ「まだ気づかねえのか?」
スネ吉「何がだよ!!!」
ドラ「おまえの改造が仇となったのだよ!ホイールに熱線溶解機なんか付けやがって。その溶解機の高温の熱がすぐそばのバッテリーやラジエーターとかの機器に影響しているのさ!おまえはカウンタックがサイド部分に機器類が配置されてバランスが保たれているのは知っていただろう!!おまえが余計な事をするからそうなるのさ。」
スネ吉「くそ!」
ドラ「今すぐストップしてエンジンを切れ!じゃないと冷却装置も効かなくなって高温になり、火災になるぞ!」
スネ吉「おまえの指図は不要だ!火災になっても消火器があるさ!!」
ドラ「その内に俺が加速しておまえを抜かすぞ!」
ドラえもんは加速をして時速320km/hをマークした。峠は霧が深くなった。しかし二人の運転は霧
を気にもせず見事な運転をしていた。
ドラ「お!霧深峰橋だ!もうすぐゴールだぜ!」
ギュオオオオオオオオオオオオン!一気に加速。
スネ吉「くっそ!負けてた・・・ま・・・る・・か!?」
スネ吉が言いかけているうちにドラえもんはゴールした。2分後、スネ吉もゴール。二人は車を
降りた。
スネ吉「く、くそう!」
ドラ「約束だ。もうここでおまえは走るな。それと、万能ドライバーを貸すからカウンタックから熱線溶解機と電磁波装置を今すぐだ、取り外せ.」
スネ吉「わかった。フ・・・・・・」
スネ吉は改造パーツを全て取り外した。そして5分位携帯電話で自分の仲間と話し合った。
ドラ「俺の言った事は正しかったろう。改造はいいが、マイナスに陥ったり人を傷つけたりする自滅行為はやめろ。走り屋としてな。」
スネ吉「分かったよ・・・・・・・・・。」
ドラえもんはカウンタックのラジエーターを直した。そして二人は峠を後にして帰宅した。
翌日、スネ夫からドラえもん宛にメールが来た。
スネ夫「どうだった?スネ吉兄さんとのレースは。スネ吉兄さんが物の余計な改造は馬鹿馬鹿しいって言っていたけれど・・・・なんかあったの?」
ドラえもんはすぐに返事をよこした.
ドラ「さあね、俺はよく解んないけれどね。まあいいんじゃん。」
神走り 完